乳がんの教科書

乳がんは他人事ではない

ピンクリボン運動など、乳がんについての啓蒙活動を目にしても、
「自分はまだ若いから」
「家族に乳がん患者がいないから」
…と、他人事のように感じている方もいるのではないでしょうか。

 

しかし、私たちが思っている以上に乳がんを発症する方は増えているのです。
例えば、有名人をみてみましょう。
女優やタレント、作家…
乳がんを患った経験をお持ちの有名人は非常に多いのです。

 

発見が早く助かった有名人の方もいれば、
発見が遅れたりがんの症状が重く助からなかったりした方もいます。

 

身近なところで乳がんにかかった人がいないという方でも、
有名人の方の罹患状況を見れば決して他人事とは思えないハズです。

山田邦子さんの乳がん体験

乳がんを経験した有名人としてよく名前が挙がるのが山田邦子さんですよね。

 

山田さんの場合は、40歳代後半で乳がんを発症。
テレビ番組でたまたま乳がんの特集番組に出演したのがきっかけで、
その時に違和感を覚えて検査を受けたのだそうです。

 

幸い、早期の乳がんで、
しこりは全部で3つもあったそうですが無事温存手術を受けられたのだそうです。

 

今でこそ自身の乳がん体験を告白する有名人の方は多いですが、
山田さんが乳がんを発症した当時には
乳がんに対する一般人の意識も今ほど高くはなかった頃。

 

ある意味では、山田さんの呼びかけをきっかけに、
乳がんの検査を受ける方が増えたともいえるかもしれません。

こんな有名人も乳がんに…

有名人で乳がんになった方といえば、やはり山田邦子さんが一番有名ですが、
実は女優の倍賞千恵子さんやアグネス・チャンさんも
乳がんを経験されています。

 

倍賞千恵子さんはテレビのスペシャル番組
「鳥越俊太郎の遺言〜ガンと共に生きる〜」で初めて
乳がんだった事を公表しました。
「多くの女性を乳がんから守りたい」という思いから、
体験告白に踏み切ったのだとか。

 

乳がんになった経験を持っている方の言葉は、
本当になんとも言えない重みがあります。

 

乳がん経験をお持ちの有名人としては、他にも
宮崎ますみさんや川村かおりさんがいます。

 

宮崎さんは乳がんの摘出手術を行ない、倍賞千恵子さんと同じように、
乳がんの早期発見の運動のための活動を行っています。
乳がんマンモグラフィー検診のテレビCMにも出演されていますので、
ご覧になったことがある方も多いでしょう。

 

術後のホルモン治療や放射線治療を受けた経験もお持ちですので、
乳がんの恐ろしさや苦しさは誰よりもご存知だと思います。

 

また、宮崎さんと同じように若い年齢で乳がんに罹患された有名人として
名前が挙がるのが、歌手の川村かおりさん。
ハスキーな声が魅力的な方ですよね。
あまり知られていませんが、彼女も、
乳がんで手術を受けていらっしゃいます。

 

ここで名前を挙げた方のように、乳がんを経験されている有名人の多くは、
乳がん検診などの運動やキャンペーンに積極的です。

 

その背景は、
「自分と同じような苦しみを味わう人を1人でも少なくしたい」
という強い思いがあるハズ。

 

それだけ、乳がんは肉体的にも精神的にもダメージの大きい病気なのです。

 

彼女たちのメッセージを素直に受け取って、
定期的に検査を受診して早期発見に努めましょう。