乳がんの教科書

自分を守れるのは自分

乳がんは、自分でチェック&発見することのできる唯一のがんです。
日頃から、自分のバストを見て・触って乳がんチェックをしましょう。

 

…ただし、チェックにはコツがあります。
このコツが身についていないと、しこりがあっても見逃してしまったり、
見当違いな物を「しこりだ!乳がんだ!」と間違えてしまったり…。

 

まずは、正しいチェック方法を勉強することから始めましょう。

 

チェックする時期ですが、原則的に月に1回は行いましょう。

 

また、できれば生理前は避けるのが無難。
なぜなら、生理前は乳房が張っている状態になりやすく、
正しく自己チェックできない可能性があるからです。

 

理想的な時期としては、生理が始まってから5日以降が良いでしょう。

自分で乳がんチェック! 視診

■まず、鏡の前に立ち、自分の乳房の「形」「乳頭の向き」などを確認しましょう。

 

乳頭にただれはありませんか?
左右の乳房に、形や大きさの違いはありませんか?
乳房にくぼみなどはできていませんか?
乳房の表面に、くぼみやしわができたりしていませんか?

 

ちなみに、乳がんのできやすい場所は、
乳頭の上方〜わきの下にかけての間です。
乳房の周辺をじっくり観察してください。

 

■両手を高く上げてみましょう。

 

乳房のどこかが「ひきつれたような感じ」を感じませんか?
「YES」の場合は、その部分をチェックしましょう。
また、腕を上げた状態のままで、身体を少しひねったりしてみましょう。

 

 

自分で乳がんチェック! 触診

■乳頭を指でつまんでみましょう。
少し力を加えて、しぼりだすようにしてみます。
何か、血の混じった茶色の分泌液が出ませんか?

 

■指の腹で、自分の乳房の表面全体を軽くなでてみましょう。
しこりはありませんか?なんとなく硬い部分はありませんか?
自分の指先の感覚を頼りに、違和感のある場所を探してみましょう。

 

※乳がんは、しこりがあっても痛みがない場合がほとんど。
「痛み」を頼りに探しているだけでは乳がんは見つけられません!

 

■乳房の表面を、上⇒下、下⇒上と撫でてみましょう。
凸凹していたり、硬くなっているような箇所はありませんか?

 

■乳頭を中心に、渦巻状に輪を広げながら乳房を撫でてみましょう。
凸凹していたり、硬くなっているような箇所はありませんか?

 

■乳頭⇒外側へと、放射状に乳房を撫でてみましょう。
凸凹していたり、硬くなっているような箇所はありませんか?
自分の感覚を頼りに探ってみましょう。

 

 

…いずれの場合も、軽く、ゆっくりとなでましょう。
また、腕を下ろした姿勢と、上げた姿勢で、左右それぞれをチェックしましょう。
あお向けに寝た姿勢でやると、よりチェックしやすくなります。
チェックする側の肩の下にタオルを敷き、腕を上げた姿勢で行います。
(←病院の触診も同じような方法で行います)